c-wolf
「どうしたの?」
「うん、あのさ……」
「ん?」
Cはまた性格が変わっている。
今日は優しいバージョンだ。
まぁ、どのCも……好きだけど……。
Cはチラっと亮に視線をやると少し屈んで僕の耳元に顔を寄せた。
その行動にいちいちドキドキしてしまう。
「明日、僕休みなんだ」
「うん」
「もう、何か予定入れちゃった?」
「まだだけど……」
「そっか、じゃあ、さ、その日、皆でランチ行かない?」
「え」
「だからさ、その……ランチに……」
こそこそと小声で言われた言葉が嬉しくて、Cの顔を見たら、Cはにっこりと笑った。
ちょっと緊張したような、照れ隠ししているような、そんな顔。
久々にみたその顔は、僕の大好きな、僕たちだけに見せてくれる顔で。
どきって心臓が弾んで、嬉しさと切なさで胸のところがきゅんってした。
「……ホントに?」
「うん」
「うん……、うん!皆に言ってくる!!」
僕が何度か頷いてそう言うと、よかったってCがほっとしたように笑った。
その笑顔が愛しくて、幸せで、顔を覆いたくなる。
幸せで仕方ない。
こんなんで、一緒に仕事をし始めて五、六年っておかしいよな。
免疫なさすぎだよ、僕。
バカだなーって思いながら、亮のところに戻ったらまた、すごく鬱陶しそうに「その顔やめて」って言われた。
でも、本当に嬉しい。
だって、もう一ヶ月以上話してなかったから。
「うん、あのさ……」
「ん?」
Cはまた性格が変わっている。
今日は優しいバージョンだ。
まぁ、どのCも……好きだけど……。
Cはチラっと亮に視線をやると少し屈んで僕の耳元に顔を寄せた。
その行動にいちいちドキドキしてしまう。
「明日、僕休みなんだ」
「うん」
「もう、何か予定入れちゃった?」
「まだだけど……」
「そっか、じゃあ、さ、その日、皆でランチ行かない?」
「え」
「だからさ、その……ランチに……」
こそこそと小声で言われた言葉が嬉しくて、Cの顔を見たら、Cはにっこりと笑った。
ちょっと緊張したような、照れ隠ししているような、そんな顔。
久々にみたその顔は、僕の大好きな、僕たちだけに見せてくれる顔で。
どきって心臓が弾んで、嬉しさと切なさで胸のところがきゅんってした。
「……ホントに?」
「うん」
「うん……、うん!皆に言ってくる!!」
僕が何度か頷いてそう言うと、よかったってCがほっとしたように笑った。
その笑顔が愛しくて、幸せで、顔を覆いたくなる。
幸せで仕方ない。
こんなんで、一緒に仕事をし始めて五、六年っておかしいよな。
免疫なさすぎだよ、僕。
バカだなーって思いながら、亮のところに戻ったらまた、すごく鬱陶しそうに「その顔やめて」って言われた。
でも、本当に嬉しい。
だって、もう一ヶ月以上話してなかったから。