千年桜
【赤李】
俺はミクさんをお姫様抱っこして、王宮に急いだ。
バンッ!
赤「ユラ王!!ミク女王が…!」
ユラ「っ…!!赤李!ミクを寝室へ運んでくれ!」
赤「はい!」
俺はミクさんを寝室へ運び、ユラさんにさっきのことを話した。
ユラ「そうか…。もちろん俺も協力するからな!とりあえず…人間界にでも行ってみるか?」
赤「人間界…ですか?」
ユラ「そうだ。俺が思うに、魔力があればいいんだから、魔力が自動的にたまる石みたいなものをつくったらいいんじゃないか?」
赤「まぁ…そうですけど、それと人間界になんの関わりが?」
ユラ「俺の先祖はな?人間だったんだよ。」
赤李は驚いて声も出なかった。