千年桜





ク「そういえば、“クロちゃん”?引きちぎっちゃったけど…直す?」



ケ「…直してほしい。」



ク「じゃあ直すね!」




千年前までは、“言霊の天才”と呼ばれていた私に


不可能という文字はありません!!




ク『クロちゃん、私に引きちぎられた前の姿に戻りなさい。』




私がそう言うと、ものすごいスピードで布や綿が元に戻っていく。


ケイも、その様子にただただ驚いていた。




ク「これで、完了!」



ケ「…言霊の天才…すごいな!」



ク「これくらいは簡単。千年前なんか、戦ったりしてたんだから!」



ケ「あっそうだな!クロはNo.1だったし…怒らせたら殺されそうだな、俺。」



ク「あはは!彼氏を殺すわけないでしょ?」



ケ「/////」







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