趣味共同体 (停滞中)
9時50分――――
待ち合わせの場所に行くとすでに彼方の姿があった。
もう彼方くん来てるじゃん。
あたしは、慌てて彼方くんの元まで走っていった
「彼方くんっっ。はぁっ…はぁっ…も…うついてたんだ待たせちゃったね。
はぁっはぁっごめんってうわぁっっ」
あたしは急ぐあまり足が絡まり、つまづいてしまった
痛いっ……?あれっ痛くない…
彼方くんがあたしを支えてくれていた。
顔の目の前に彼方のドアップ
ドキドキ
ドキドキ
ありゃっ??おかしいぞなんか、ドキドキしてるし
あっあれだ、久しぶりに走ったからだ最近運動不足だったしね。