家族ノ絆ヲモウ一度
凌縁は、また深々と頭を下げた。
泣きながら
ただ泣きながら申し訳ございませんといいながら・・・。


「もういいですから!顔上げてください!!」

「だって私は・・・」

「そうだべ、凌縁!もう椿ちゃん許してるんだからさ~・・・」


椿の後ろから火燐が凌縁を諭すが、どさくさに紛れてしゃがみこむ椿を後ろから抱きしめていた・・・




「そうかそうか・・・お前そんなにギュってしてほしいんだな、火燐(怒)」


そんな火燐の後ろには、大きな刀を持った緑涼がスタンバイをしていた・・・。


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