家族ノ絆ヲモウ一度
(10・31 PM5:19)
椿はお風呂から上がると、すぐさま部屋であの衣装に着替え始める。
そして、メイクを済ませると、次は髪のセット。
髪をアイロンでくるくる。ワックスやムース、スプレーを器用に使い、最後に猫耳と帽子を載せて髪のセット完了。
ガチャっとドアを開けると、隣の緑涼とタイミングが一緒になった。
「おぉ~!!魔法使いだべか?」
「うん♪緑涼さんは、フランケンシュタインですよね?」
「んだ(笑)」
めくりあげられた黒つなぎの袖から、つぎはぎのタトゥーがいくつも見え、顔も少しペイントで傷を作っていた。
「傷かすごく痛そうに見える。」
「“傷メイクの仕方”って説明書も一緒に入ってたべや。やってみようと思って(笑)」
すると後ろからいきなり・・・
「血、吸っていいか?」
声の方向に眼を向けると、ヴァンパイアの格好をした禮漸が、椿の首元で不気味な顔をしながら口をあけていた。
椿はお風呂から上がると、すぐさま部屋であの衣装に着替え始める。
そして、メイクを済ませると、次は髪のセット。
髪をアイロンでくるくる。ワックスやムース、スプレーを器用に使い、最後に猫耳と帽子を載せて髪のセット完了。
ガチャっとドアを開けると、隣の緑涼とタイミングが一緒になった。
「おぉ~!!魔法使いだべか?」
「うん♪緑涼さんは、フランケンシュタインですよね?」
「んだ(笑)」
めくりあげられた黒つなぎの袖から、つぎはぎのタトゥーがいくつも見え、顔も少しペイントで傷を作っていた。
「傷かすごく痛そうに見える。」
「“傷メイクの仕方”って説明書も一緒に入ってたべや。やってみようと思って(笑)」
すると後ろからいきなり・・・
「血、吸っていいか?」
声の方向に眼を向けると、ヴァンパイアの格好をした禮漸が、椿の首元で不気味な顔をしながら口をあけていた。