家族ノ絆ヲモウ一度
(3:14 PM9:59)

コンコン・・・

「は~い」
「お待たせ(笑)」
「いったい何があったの?結構待ったけど・・・」
「もう少し待ってもらいます(笑)」

そういうと、禮漸は椿を担ぎ自分の部屋に・・・

「ここで待っててね(笑)」

そういうと、椿を残して降りていった。それと入れ替わりに火燐が部屋にやってくる。


「あの~・・・」
「椿ちゃん(笑)」



そういうと、火燐は椿の横に座り、椿の体に自分の尻尾を巻く。

「これで大丈夫!」
「な、何で・・・こうなるの?」
「緑涼が来るまで、椿ちゃんと一緒にいていいよって禮漸がいったべや(笑)」
「で・・・」
「ここから出ないように見ててって緑涼が言ってたべ、だから動かないようにしたべや(笑)」

椿は、火燐の尻尾の中で緑涼が呼びにくるのをいまかいまかと待っていた・・・。

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