Perfume...
『早くして』って、言いそうになったとき、階段を昇ってくる足音が聞こえた。
ハっと我に返って、指の動きを止めた彼と目があった。
あー、あの足音は『酔っぱらってるうちに頂いて、既成事実つくっときなよ』
と言っていた四女のジュンの足音だ。
「……足音……が、近い気がする」
「ユウくん、……あの……ね」
「チヒロ姉!お風呂空いたよー。てか、エッチ中だったらごめんねぇ」
大正解。
四女のジュンの声がして、隣の部屋に物音が響き始めた。
あー、私って、『足音ソムリエ』になれるかも、とか。
「……『チヒロ姉』って……ここ、どこ……?」
「うん、私の実家。……ごめん、言いそびれてた」
「……えっ!!」
固まったままの彼の身体。
熱くなったこの身体を鎮めるには、少しの時間が必要。
たぶん、彼も。
しばらくして、ふぅっと大きな深呼吸をして彼がクスっと笑った。
止まったままの指が、下着のわきから直接私の身体に触れた。
ハっと我に返って、指の動きを止めた彼と目があった。
あー、あの足音は『酔っぱらってるうちに頂いて、既成事実つくっときなよ』
と言っていた四女のジュンの足音だ。
「……足音……が、近い気がする」
「ユウくん、……あの……ね」
「チヒロ姉!お風呂空いたよー。てか、エッチ中だったらごめんねぇ」
大正解。
四女のジュンの声がして、隣の部屋に物音が響き始めた。
あー、私って、『足音ソムリエ』になれるかも、とか。
「……『チヒロ姉』って……ここ、どこ……?」
「うん、私の実家。……ごめん、言いそびれてた」
「……えっ!!」
固まったままの彼の身体。
熱くなったこの身体を鎮めるには、少しの時間が必要。
たぶん、彼も。
しばらくして、ふぅっと大きな深呼吸をして彼がクスっと笑った。
止まったままの指が、下着のわきから直接私の身体に触れた。