Cotton Candy【ベリカ限定】
「姫華って、実は可愛いよな♪」


雅は、まるで子供みたいなあどけない笑顔を見せた。


「もうっ!!煩い!」


あたしが何を言っても、彼は楽しそうにしている。


今まで、雅に家の前まで送って貰った事はあったけど…


彼を中に入れたのは今回が初めてだから、あちこち見られてしまうのは仕方ないのかもしれない。


だけど、雅に部屋の中を見られる事が恥ずかしくて…


こんな思いをした事が無かったあたしは、すごく戸惑っていた。


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