Cotton Candy【ベリカ限定】
「あ、何か飲む?」


不意に何も用意していなかった事を思い出して、すぐに雅に訊いたけど…


彼は首を横に振ってから、ベッドに腰掛けた。


それから、あたしにも隣に来るように促した。


だけど…


何だか照れ臭くて、雅の隣に行きたいのに中々動けなかった。


そんなあたしを見て、彼がクスッと笑った。


そして、雅はあたしの手首を引っ張った。


あたしは抵抗する暇も無く、彼に抱き締められた。


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