Cotton Candy【ベリカ限定】
雅は、何度も何度もあたしにキスをした。


唇を重ね合わせる度に、頭がボーッとしていく。


「……ッ……」


雅の指先が、あたしの体の上を悪戯に這う。


その度に、あたしから甘い吐息が漏れた。


あたし達の激しい吐息が絡み合って、部屋の中の温度がどんどん上昇していく。


あたし達は何も考えず、ただひたすら夢中になって抱き合っていた。


雅と体を重ね合わせる事が出来て、あたしは本当に幸せだった。


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