Cotton Candy【ベリカ限定】
「ヤバイ……」


裸のまま雅とベッドで抱き合っていたあたしは、小さく呟いた。


「何が?」


雅は、彼の腕に乗せているあたしの頭を優しく撫でて訊いた。


「秘密……」


「何だよ、それ。ちゃんと言えよ。気になるじゃん」


あたしの言葉に、雅が眉をしかめた。


「笑わない……?」


「うん」


「絶対……?」


あたしは優しい笑顔で頷いた雅を見つめながら、口を開いた。


< 444 / 575 >

この作品をシェア

pagetop