【短】白い幸せを君に
恵のホッペタも熱を出した時みたいに熱くなって、心臓がドキドキしちゃってるよ………!!


本当に熱出てないよね!?後でママにはかって貰わなきゃ!!


「…恵……」


まだ恵を抱きしめてる健ちゃんが、小さな声で恵を呼んだ。


「なぁーーに?健ちゃん」


「オレ、もっと大きくなったらいっぱい働いて、恵の事世界一幸せにする!!………だから……」


恵の肩に手を乗っけた健ちゃんは、今まで見てきた色んな顔の中で、1番カッコ良かった。


ドキドキ…ドキドキ……





「大人になったら、オレと結婚して下さいっ!!」
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