a secret princess






「明後日でございます。眞田希更 (sanada kisara)お嬢さまの
お城で開かれるそうです。」



「希更さんのお城ね…
じゃあ、赤に派手なお花がいっぱい着いた着物にしといて」



「かしこまりました。って、え!姫様?!」





私は吹雪が頭を下げたときにその場から逃げた。

だって姫様、姫様ってうるさいし…



姫になるのって正直疲れる。

< 3 / 37 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop