a secret princess
「ちょっと…!」
のえるは行ってしまった。
なんでたろう・・・ものすごく心細い気がする。
なぜか泣かずには居られなくなってしまって、いつの間にか涙があふれ出していた。
「姫様…」
「なんで…なんで止めてくれなかったの?
なんで?私があんな人にキスされて、平気なわけ?」
「姫様…申し訳ございません…」
もー嫌になっちゃう。
忠良は何にも関係ないのにさみしくなって八つ当たり。
大人気なさすぎよね…