ヤンキー王子とラブレッスン①【完】
もちろん、続きは……。


“ここでいいです。
あなたが濡れちゃうから。
あとは、ひとりで走れます。
道、教えてください”


こう言おうとしてたのに……。


その前に、


「あ、雨か」


チラッと視線を上に走らせた金髪ヤンキーさんは……。


木の陰であたしを下ろした。


……と思ったら……。


「……っ!?」
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