ヤンキー王子とラブレッスン①【完】
「ヤベ、隠れろ」
金髪ヤンキーさんは、あたしの体をちょっと押し、木の裏側にしゃがませた。
「あいつら……。
しつこいな。
まだ探してるのか」
チラッと……木の向こう側に視線を走らせるヤンキーさん。
それにつられて、木の向こうを見ようとして……。
「バカ」
頭をギュッと押し付けられ、そのままグイッと抱き寄せられた。
「おまえは、見るな。
気づかれるだろ」
「……っ」
金髪ヤンキーさんは、あたしの体をちょっと押し、木の裏側にしゃがませた。
「あいつら……。
しつこいな。
まだ探してるのか」
チラッと……木の向こう側に視線を走らせるヤンキーさん。
それにつられて、木の向こうを見ようとして……。
「バカ」
頭をギュッと押し付けられ、そのままグイッと抱き寄せられた。
「おまえは、見るな。
気づかれるだろ」
「……っ」