ヤンキー王子とラブレッスン①【完】
のんちゃんが、あたしに向かって身をのりだした。
自分の席でイスに座っているあたしに対して、正面に立ったのんちゃんは、あたしの机に手をついている状態。
「で? で?
それから!?
その金髪ヤンキーさんとは、どうなったの!?」
待ちきれないといった様子で……。
のんちゃんは、キラキラした瞳と声で、あたしに話の続きを催促した。
けど……。
「それだけ」
早口で言って、あたしは口をむぎゅっと閉じた。
自分の席でイスに座っているあたしに対して、正面に立ったのんちゃんは、あたしの机に手をついている状態。
「で? で?
それから!?
その金髪ヤンキーさんとは、どうなったの!?」
待ちきれないといった様子で……。
のんちゃんは、キラキラした瞳と声で、あたしに話の続きを催促した。
けど……。
「それだけ」
早口で言って、あたしは口をむぎゅっと閉じた。