ヤンキー王子とラブレッスン①【完】
「心優お嬢様。
ただ今の時刻、朝の6時でございます」
いつもあたしのお世話をしてくれる弥生さんが、ドアの入り口のところで頭を下げた。
「朝食を召し上がってから、お出かけなさいますか?」
「……え……。
朝食……?」
……ってその前に!!
こんな時間にのんちゃんがウチに来てるのに、弥生さんたら、ものすごく冷静!!
いつも通り!!
たぶん……能面みたいに無表情なんだろうなぁ。
ただ今の時刻、朝の6時でございます」
いつもあたしのお世話をしてくれる弥生さんが、ドアの入り口のところで頭を下げた。
「朝食を召し上がってから、お出かけなさいますか?」
「……え……。
朝食……?」
……ってその前に!!
こんな時間にのんちゃんがウチに来てるのに、弥生さんたら、ものすごく冷静!!
いつも通り!!
たぶん……能面みたいに無表情なんだろうなぁ。