ヤンキー王子とラブレッスン①【完】
「……って、その前に。
金髪っつーか、俺の髪色。
ミルクティカラーだと思うけど?」
首を横に傾けながら、髪のトップを少しつまむ五十嵐くん。
「でも、ま。
それでも心優には、金髪に見えたんじゃん?
この子、純情なお嬢様だから」
ポンポンとあたしの肩を叩いてから……。
「煌さ。
顔見知りなら、ちょうどいい。
説明する手間省けたから」
のんちゃんは、またあたしを、五十嵐くんの前に突き出した。
「この子、北星の狼連中から、守ってくれない?」
金髪っつーか、俺の髪色。
ミルクティカラーだと思うけど?」
首を横に傾けながら、髪のトップを少しつまむ五十嵐くん。
「でも、ま。
それでも心優には、金髪に見えたんじゃん?
この子、純情なお嬢様だから」
ポンポンとあたしの肩を叩いてから……。
「煌さ。
顔見知りなら、ちょうどいい。
説明する手間省けたから」
のんちゃんは、またあたしを、五十嵐くんの前に突き出した。
「この子、北星の狼連中から、守ってくれない?」