ヤンキー王子とラブレッスン①【完】
なにをそんな偉そうに……。
「そ……そんなの……」
“けっこうです!!”
そう言う前に……。
「他の狼に喰われるのと、俺に喰われるの。
どっちがいいか。
よく考えろ」
五十嵐くんはあたしを離して……クスッと意地悪く微笑んだ。
「俺なら、他の奴らから……。
確実に、おまえを守ってやれるけど?」
「そ……そんなの……」
“けっこうです!!”
そう言う前に……。
「他の狼に喰われるのと、俺に喰われるの。
どっちがいいか。
よく考えろ」
五十嵐くんはあたしを離して……クスッと意地悪く微笑んだ。
「俺なら、他の奴らから……。
確実に、おまえを守ってやれるけど?」