ヤンキー王子とラブレッスン①【完】
「あれ、抵抗しないとか。
もしかして、むしろ、そっち希望?」
「…………」
「んじゃ、遠慮なく」
そんな言葉と共に、五十嵐くんは顔を少し傾けて……。
伏し目がちに、あたしに近づけた。
そう、近づけたのだけど……?
「……あの、さ。
おまえ……」
五十嵐くんは、あたしの鼻先10センチほどの距離で、くしゃっと顔を歪ませた。
もしかして、むしろ、そっち希望?」
「…………」
「んじゃ、遠慮なく」
そんな言葉と共に、五十嵐くんは顔を少し傾けて……。
伏し目がちに、あたしに近づけた。
そう、近づけたのだけど……?
「……あの、さ。
おまえ……」
五十嵐くんは、あたしの鼻先10センチほどの距離で、くしゃっと顔を歪ませた。