ヤンキー王子とラブレッスン①【完】
「こんなの……。
わけわからなさすぎて、逆に気になる」


「……な……なにす……」


「今頃、目ェ泳がせて、まっ赤になるとか」


「お……おろして……」


「反応ずれてるし、会話は全くかみあわないし。
おまけに見たことねぇ反応するし?」


「……ちょっ……」


五十嵐くんはあたしを抱えたまま、スタスタ歩き続ける。


「すげぇ新鮮」
< 276 / 447 >

この作品をシェア

pagetop