ヤンキー王子とラブレッスン①【完】
レッスン1!?
――ポスッ。
ストンといった感覚で、ふかふかのベッドの上に下ろされた。
「あのっ……」
“ここ、どこですか?”
“あたしに、なに、しようとしてるんですか?”
そんな言葉を発するよりも。
なんなら、そんなことを考えるよりも早く。
「……っ!?」
五十嵐くんの体が、あたしの体に覆いかぶさるのが早かった。