ヤンキー王子とラブレッスン①【完】
「ほら、どっからどう見ても、ミネラルウォーターだ。
安心して、飲め」
五十嵐くんは、無愛想にそう言った。
「あ……。
ありがとうございます……」
お礼を言って受け取るあたしの横、ひとり座れる空間を空けて、五十嵐くんはドカッとソファに腰をおろした。
ペットボトルを前のテーブルにトンと置き……。
ソファの背に片手をかけて、足を組んでから、チラリとあたしに視線を向ける。
「さて、なにから話そうか」
安心して、飲め」
五十嵐くんは、無愛想にそう言った。
「あ……。
ありがとうございます……」
お礼を言って受け取るあたしの横、ひとり座れる空間を空けて、五十嵐くんはドカッとソファに腰をおろした。
ペットボトルを前のテーブルにトンと置き……。
ソファの背に片手をかけて、足を組んでから、チラリとあたしに視線を向ける。
「さて、なにから話そうか」