ヤンキー王子とラブレッスン①【完】
組んでいた足をほどき、前のめりになって、五十嵐くんはミネラルウォーターを一口含んだ。
「それで、親父に、おまえの写真を見せられた。
この子を守ってやって欲しいと」
「…………」
それで、五十嵐くん……。
あたしのこと……守ってくれたの?
そう聞こうとして、五十嵐くんの顔をのぞきこんだ。
すると五十嵐くんは……。
「それで、親父に、おまえの写真を見せられた。
この子を守ってやって欲しいと」
「…………」
それで、五十嵐くん……。
あたしのこと……守ってくれたの?
そう聞こうとして、五十嵐くんの顔をのぞきこんだ。
すると五十嵐くんは……。