ヤンキー王子とラブレッスン①【完】
よくわからないケンカの最中、可愛い男の子は、あたしの手首をいきなり掴んだ。
そして、不良さんに向かって、あっかんべーをしてから……。
「この子は、もう、煌様には、会わせないもんねっ!!」
あたしの手首を掴んだまま、走り出した。
「煌様は、どうせ授業サボるんでしょ?
ずっとそこで、ボールでも蹴ってれば!?」
そんな憎まれ口だけを残して。
そして、不良さんに向かって、あっかんべーをしてから……。
「この子は、もう、煌様には、会わせないもんねっ!!」
あたしの手首を掴んだまま、走り出した。
「煌様は、どうせ授業サボるんでしょ?
ずっとそこで、ボールでも蹴ってれば!?」
そんな憎まれ口だけを残して。