ヤンキー王子とラブレッスン①【完】
「あ……ありがとう……」
小さな声で言って、あたしは頭をぴょこんと下げた。
「……え?」
あたしを振り返り、怪訝な顔をする彼。
「あの……。
音楽棟まで連れてきてくれて、ありがとう。
おかげで……。
さっきみたいに、絡まれることなかったし」
いくら可愛いといっても男の子だから、多少モジモジしながらお礼を言うと……。
小さな声で言って、あたしは頭をぴょこんと下げた。
「……え?」
あたしを振り返り、怪訝な顔をする彼。
「あの……。
音楽棟まで連れてきてくれて、ありがとう。
おかげで……。
さっきみたいに、絡まれることなかったし」
いくら可愛いといっても男の子だから、多少モジモジしながらお礼を言うと……。