天然王子とツッコミ姫☆



だけど昨日……私は自分の思いにハッキリと気付いた。



翔太が、好きだという事に。



……結局あの後はお互いに気まずくなって何も喋れず、最終的にゲームして家に帰った訳だけど。


明日、学校で、私の思いを翔太に伝えよう。



――なんて決意したら、こうなるんだから。



私は、脇の下に挟んでいた体温計の数値を見てため息をつく。



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