好きの気持ち
*Ryoma
大学に入学してだいぶ生活が慣れてきたこの頃、
俺はいつものように健(タケル)と圭(ケイ)と食堂に来ていた。
食堂を出ようと出口に向かっていたとき、
「ちょっとー!!待ってよー!」
と騒がしい声が耳に入ってきた。
おいおい、大学生にもなってそんな騒ぐなよ…
と思うと同時に声がした方向を見た。
圭「あ、涼香ちゃんだぁ♪」
凌馬「知り合い?」
圭「いや、まだ喋ったことはないけど可愛いって噂になってる子♪」
あぁ、そういや聞いたことあるかも
健「あの2人、有名だよな」
圭「そうそう!隣の子もけっこう美人で!でも俺は断然涼香ちゃんだな~♪」
そうなのか、
まぁ圭はあぁいうお堅い感じは好まないかもな。
俺達はまだ出会って間もないのに、そういうことだけは感じとるのが昔から得意なんだよな…