おおかみ=彼氏!?
『姫…お前かわいすぎ……。』
俺は姫を引き寄せ、力一杯ギュッと抱きしめる。
「愁?苦しいよ~」
『姫が可愛すぎるから悪い。』
俺は姫の体を少し離し、
ふたたび姫の口を塞いだ。
息を吸うために唇を少し開いた瞬間に深いキスへと変えていく。
姫は、戸惑いながらも俺の動きに合わせ、自分も動かす。
そんな必死な姫と、屋上に響く甘い声が
すっげぇ愛しくて、なかなか離す事が出来なかった。
「…愁……」
姫から唇を離したのは、
姫の体から力が抜けた時だった。