Vampire*Love
目の前には柔らかく微笑んだ森。



夢?



森に会いたくて、夢見ちゃった?



ペタペタ森に触ってみる。


「なにしてんの?」




「あっ、ごめん。」



しゃべったし。



夢ではないらしいかな?



夢でもいっか。



もう、森に会えればなんでもいい。





とにかく、森に触れていたくて。



ぎゅっと抱きつく。




「桜姫?」



「なに?」



「さすがに俺も男だから、


ベッドで抱きつかれるのはちょっと…」
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