Vampire*Love
「だって…



寂しかったんだもん。」




だいたい、男だから、とかなに!?



「ヤバいから離して。」



「なにが?」




「こうゆうこと。」





森がガバッと起き上がり、



私の上に覆い被さる。



こうゆうこと。って、



こんなこと!?



そして、



柔らかく、優しい振れるだけのキス。



それも一瞬。



なんか、物足りない。


余計、寂しくなった。

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