Vampire*Love
ただただその美しい目に誘われて、



自分から森の顔に顔を近づける。



森は、右手で私の髪をなで、



もう一方の手で私の顎をゆっくり持ち上げる。




視線を一ミリもずらさず、




じっと熱い目で、




私を誘惑することをやめない。




柔らかく、




優しく





溶けるような



そんなキス。





ゆっくりと私の唇を



何度も角度を変えて




深く味わうようなキス。
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