Vampire*Love
《side桜姫》

今、ほほに゙ちゅっ゛って。


 



思考停止。







しかも、

「じゃあ、また明日」


って耳元で囁かれた。



さらに、

ちゅっ


今度は耳にキス。






もう、なにも考えられません。

「顔、真っ赤だよ?」

そう言いながら森はドアを閉めた。

混乱しながら、とりあえず自分の部屋に戻る。

借りた鍋に水を入れ、火にかける。

うん。

とりあえず、落ち着こう。

まず、なにがあったの?

鍋、借りにいって。

なんか、ほっぺにちゅっってされて。

耳元で囁かれて。

最後は耳にキス!?



すごく、

ものすごく恥ずかしかった。

でも…

イヤではなかったかな?

うん。

でも思い出すとなンか、照れる。

森は笑ってたし。

んー。

あんな綺麗な顔してたら、絶対モテる。

だから、なんかなれてるの?





< 17 / 220 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop