Vampire*Love
そして、私をベッドに寝かせる。

「まだ、クラクラする?」

「もう、大丈夫。」

「そっか。桜姫って貧血?」

「違う。」

あはは。

あなたのキスに気持ちよくなってたなんて言えない。

私の様子を見て

「大丈夫そうだから、もう帰る。」

そう言って森は立ち上がった。

なんか、離れたくない。

「寂しそうな顔しないでくれ。」

うそ?

顔にでてた?

「じゃあ、また明日。」

ふわっと笑って、

私のおでこにキスして。

彼は自分の部屋に帰って行った。



この気持ちはなんでしょうか?

寂しくて。

もっと森と一緒に居られたらと思う。


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