男前学園



あたしがそう思っていたとき月村くんがこっちを向いて…




「はい、これで聞いてくれんだろ?」




「…あっ、ありがとう…。えーっと…体育祭の競技を決めたいんですけど何がいいですか?」




静まりかえっている教室にあたしの弱々しい声が響く。




「俺、リレーがいい!なんか楽しそうじゃね?」




< 48 / 152 >

この作品をシェア

pagetop