身魂一体!!
『ただいまー。』
「お帰りー、姉ちゃん。」
『大和、またゲームやってんの?』
「どーせ姉ちゃんもやるんだろ?」
『やるやるー。』
家に帰ってから出迎えてくれたのは弟の大和だった。
『母さんは?』
「姉ちゃんの部活の親の集まりだってさ。遅くまで帰らないって。」
『そっか。あ、そうだよ。ゲームやってる場合じゃなかった。
明日審査だから早く寝なきゃ。』
「わかった。どーせ俺はまだまだ寝ないから関係ねぇけど。」
『程々にしないと生活リズムおかしくなるかんね。』
「姉ちゃんみたいにな(笑)」
『うるさい(笑)』
母さんが作っていった夕飯を食べて、お風呂に入ってから、テレビを見ていたら私の携帯が鳴った。
[〜〜〜♪〜〜♪]
「姉ちゃん、携帯。」
『分かってる。あ、紅の家の番号だ。もしもし?』
《もしもし、友花梨?》
『私の携帯なんだから当たり前だよ(笑)』
《だよね(笑)明日さ、オレの父ちゃんが会場まで送ってくれるんだって。
だから、8時に家の前で待ってて。》
『本当!?ありがとう!わかったよ。』
《あ、そうだ。蒼にメールしといてくれない?》
『あぁ、うん。了解。』
《ありがとう。》
『こちらこそ。』
《うん、じゃあまた明日。》
『じゃあね。』
[ピッ]
さてと…そろそろ寝ようかな。