いつか、眠りにつく日
「お姉ちゃんね、涼太君がしたいことぜ~んぶ一緒にやったげる。だから、涼太君出ておいでよ」
涼太は、目を丸くして考えているようだったが、やがて口を開いた。
「僕、知ってる」
そう言うと、掛け布団から出てベッドの端にちょこんと座りなおした。
「蛍、知ってるよ。去年おかあちゃんと見たもん」
「そう、キレイだったでしょう?お姉ちゃんも実はたまに光るんだよ。蛍の光ってやつ」
「そんなのウソだい」
そう言いながらも、期待をこめた目をしている。
「ほんとほんと。それにさ、内緒だけど・・・涼太君も光ることができるんだよ?」
言われた意味を理解しようと、涼太はベッドからおろした足をぶらんぶらんさせていたが、
「・・・それ本当?」
と上目づかいで聞いた。
「もちろん。だからこのクロと、カクガリの4人で冒険しない?4人が力を合わせたらさ、きっときれいに涼太君も光るよ」
涼太は、目を丸くして考えているようだったが、やがて口を開いた。
「僕、知ってる」
そう言うと、掛け布団から出てベッドの端にちょこんと座りなおした。
「蛍、知ってるよ。去年おかあちゃんと見たもん」
「そう、キレイだったでしょう?お姉ちゃんも実はたまに光るんだよ。蛍の光ってやつ」
「そんなのウソだい」
そう言いながらも、期待をこめた目をしている。
「ほんとほんと。それにさ、内緒だけど・・・涼太君も光ることができるんだよ?」
言われた意味を理解しようと、涼太はベッドからおろした足をぶらんぶらんさせていたが、
「・・・それ本当?」
と上目づかいで聞いた。
「もちろん。だからこのクロと、カクガリの4人で冒険しない?4人が力を合わせたらさ、きっときれいに涼太君も光るよ」