いつか、眠りにつく日
「・・・カクガリ」
不満そうにカクガリが口にしたが、ほうっておくことにした。
「怖くない?」
涼太はそう言いながらベッドを降りて私のそばで体育座りをした。大きな目で見てくる。
「もちのロンよ」
「お前・・・いくつなんだよ」
クロが呆れた顔で言った。
「私たちは涼太君を光らせるためのチームなの。そうねぇ、チーム名は何にしようかな」
「僕、ワスレンジャーがいい!」
涼太が嬉々として言った。日曜日にテレビでやってる子供向けのヒーロー番組の名前だ。
「いいね、よし、私たちはこれから『ワスレンジャー』ね。涼太君が隊長だからね!がんばろうね」
涼太は興奮したかのように真っ赤な顔をして何度もうなずいた。
不満そうにカクガリが口にしたが、ほうっておくことにした。
「怖くない?」
涼太はそう言いながらベッドを降りて私のそばで体育座りをした。大きな目で見てくる。
「もちのロンよ」
「お前・・・いくつなんだよ」
クロが呆れた顔で言った。
「私たちは涼太君を光らせるためのチームなの。そうねぇ、チーム名は何にしようかな」
「僕、ワスレンジャーがいい!」
涼太が嬉々として言った。日曜日にテレビでやってる子供向けのヒーロー番組の名前だ。
「いいね、よし、私たちはこれから『ワスレンジャー』ね。涼太君が隊長だからね!がんばろうね」
涼太は興奮したかのように真っ赤な顔をして何度もうなずいた。