いつか、眠りにつく日
タキがそばに来る。
「蛍ちゃん。最後に会えてうれしかった。あなたに鏡をあげたいっていう未練も解消できておばあちゃん、本当に良かったって思ってるの」
「おばあちゃん・・・」
「私も」
栞の手が肩に触れる。
「蛍と仲直りできて良かった。これでこの世に未練なく行けるから。本当にありがとう」
首を横に何度も振る。
「こんなのってないよ・・・」
涙が止まらない。
私だけが生きるなんて。
3人がいない世界に戻るなんて。
「蓮」
その名前を呼ぶ。
「ん?」
やさしく蓮は微笑む。
「お願い、私も連れていって」
「蛍ちゃん。最後に会えてうれしかった。あなたに鏡をあげたいっていう未練も解消できておばあちゃん、本当に良かったって思ってるの」
「おばあちゃん・・・」
「私も」
栞の手が肩に触れる。
「蛍と仲直りできて良かった。これでこの世に未練なく行けるから。本当にありがとう」
首を横に何度も振る。
「こんなのってないよ・・・」
涙が止まらない。
私だけが生きるなんて。
3人がいない世界に戻るなんて。
「蓮」
その名前を呼ぶ。
「ん?」
やさしく蓮は微笑む。
「お願い、私も連れていって」