いつか、眠りにつく日
「おばあちゃん、もう一度おばあちゃんと話をしたいよ・・・」
その時だった。自分の身体が金色のオーラに包まれたかのように光りだしたのだ。まるで炎のようにそれはゆらゆらと揺れている。
「何これ!?」
両手を見て声を上げると、
「あら、蛍ちゃん」
と祖母が驚いたような声を出した。
「え?」
一瞬時間が止まる。まるで動くと祖母が消えてしまいそうで怖かった。祖母の身体からも金色の光が出ていた。
「蛍ちゃん、あなた本当に蛍ちゃんなの?」
「おばあちゃん・・・おばあちゃん!」
もう限界だった。私は祖母にしっかりと抱きつくと声を上げて泣いた。
祖母は何も言わずに私の頭をなでてくれた。昔、泣き虫っ子だった私にそうしたのと何も変わらないやさしいなで方だった。
光っている間は相手に触れられるのだろう、祖母の暖かい体温も感じられる。何も言わないところを見ると、祖母からはこの光は見えないらしい。
その時だった。自分の身体が金色のオーラに包まれたかのように光りだしたのだ。まるで炎のようにそれはゆらゆらと揺れている。
「何これ!?」
両手を見て声を上げると、
「あら、蛍ちゃん」
と祖母が驚いたような声を出した。
「え?」
一瞬時間が止まる。まるで動くと祖母が消えてしまいそうで怖かった。祖母の身体からも金色の光が出ていた。
「蛍ちゃん、あなた本当に蛍ちゃんなの?」
「おばあちゃん・・・おばあちゃん!」
もう限界だった。私は祖母にしっかりと抱きつくと声を上げて泣いた。
祖母は何も言わずに私の頭をなでてくれた。昔、泣き虫っ子だった私にそうしたのと何も変わらないやさしいなで方だった。
光っている間は相手に触れられるのだろう、祖母の暖かい体温も感じられる。何も言わないところを見ると、祖母からはこの光は見えないらしい。