ねこ と うさぎ と くま のものがたり (完)
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それは突然だった。
おれがパトロールからみぃちゃんの部屋に帰ってきた時。
タイミングよく、ガチャッとみぃちゃんの部屋のドアが開いた。
みぃちゃんの横顔が見えたから、おれは嬉しくなって
『にゃ~』
みぃちゃん!
遊んで!
…………そう、鳴いたのに。
「篠田センパイっ!適当に座っててください!何か飲み物入れてきますからっ」
「あ、あぁ。ありがとうな」
「いえっ!」
みぃちゃんの足音が遠ざかる。
みぃちゃんの代わりに、部屋に入ってきたのは……
デカいクマ、だった…。