ヘアカラー
第一章 そして世界は始まりを告げる
この日は、なぜか目覚ましなしで起きることができた。
今日は入学式。新しい生活の始まりだ。
「準備は出来てる?気をつけて行ってらっしゃいね、美奈。」
お母さんが心配そうな、それでいて嬉しそうな表情で私の顔を見てきた。
お母さんのそんな表情をみて、少し照れてしまう。
私の名前は相沢美奈、15歳。今年から高校生になる。
「じゃあ、行ってきます。」
玄関のカギを開け、外に出た。
新しい制服に新しい靴。
鞄も、髪止めも全て新しくした。
そんな格好で外に出ると、自然と今までとは違う感じがする。
深く息をして、そのままバス停を目指して歩き出した。
今日は入学式。新しい生活の始まりだ。
「準備は出来てる?気をつけて行ってらっしゃいね、美奈。」
お母さんが心配そうな、それでいて嬉しそうな表情で私の顔を見てきた。
お母さんのそんな表情をみて、少し照れてしまう。
私の名前は相沢美奈、15歳。今年から高校生になる。
「じゃあ、行ってきます。」
玄関のカギを開け、外に出た。
新しい制服に新しい靴。
鞄も、髪止めも全て新しくした。
そんな格好で外に出ると、自然と今までとは違う感じがする。
深く息をして、そのままバス停を目指して歩き出した。