幼なじみは人気者
隼人は男達を睨んだ後
くるっとこっちを向いた
「ひな?大丈夫か?」
さっきの鬼の隼人はどこにいったのか
優しい笑顔を私に向けた
「は…やと~」
私は安心して泣いてしまった
「泣くなって。まったく、気を付けろよ…」
「ごめ…んっ…なさい…」
隼人は私の背中をさすってくれた
乃愛と愛琉も無事みたい
「隼人…ありがと…」
「気にすんな…」
隼人はなんでそんなに
優しいの?
「うん。ごめん」
「ほら、教室行くぞ」
私は隼人達と教室に戻った。