記憶〜君がいた確かな証〜
〜第1章〜

長い上り坂

朝7時・・・
奴は来る。

奴は人の家に入り部屋のドアをためらいもなくあける。

ほら・・・


「おっはー!悠、早くしないと遅刻だぜ。」

来た・・・


朝からハイテンションな奴にあたしは
「うっさい!不法侵入が!!」

と軽く怒鳴る。

しかし奴はめげず
「遅刻したらアイスおごってもらうからなっ!!」
・・・・・・

ワガママな奴


< 1 / 2 >

この作品をシェア

pagetop