甘い振動
悪魔の囁き




「ほんと……氷梛はここが弱いね」





その声にビクッと身体が揺れる




「あぁ……氷梛は耳元で囁かれたほうが感じるんだっけ?」





「っ!」





羞恥に顔が赤く染まる




カツンッ


カツンッ


と近付く足音でさえ、私の耳を犯した
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