俺様男の家に居候すかっ?
Ⅲ
side☆MIZUKI
今日は、お父さんとおかあさんが帰ってくる日。
わたしは、日本にいたいっていう意思をしっかりと伝えるんだ。
「瑞希ちゃん~、きたわよ~」
朱里さん…
相変わらず、大きな声で…
「涼くん…」
「わかってくれるだろ」
「…そうだよね」
おかあさんたちがくるまで、不安すぎて、ずっと涼くんの部屋にいた。
なんか、1人でいたくなかったんだ…