後輩BOYと先輩GIRL
キーンコーンカーンコーン
一時間目のチャイムが鳴る。
あれから、私達は教室に戻ったのだが何故か私の隣には
もうひとつの机と椅子が。
「あれ、私の隣って誰かいたっけ?」
周りを見てみると、皆いつもの自分の席に着いている。
「もしかしてっ!転入生じゃない!?」
嘘だろオイ…。
毎日女子がキャーキャーうるせえだろうが!
「えー、私嫌だなー。」
「何でよー、!?私のタイプの男の子が座るんだよ??」
紗綾は目を凄く輝かせて言った。
「おい、お前ら席に着け。」
担任の西谷が来た。
あいつ、面倒くさいから嫌いだ。