君に夢中





―いつも淋しい思いさせてごめんね。
笑荷がいつも勉強を頑張っていたこと
どこかでお兄ちゃんのことがモヤモヤして
友達との関係に悩んだこと…
いろいろ辛かったよね。
相談事があってもなかなか家にいなくて
相談にのってやれなくてごめんね。
笑荷が中学生になってからちゃんと目を見て
話した記憶が無いことをとても後悔しています。
母親らしいことできなくてごめんね。
だけどどんなに仕事が忙しい日でも
どんなに疲れているときでも
笑荷の寝顔を見なかった日はありません。
笑荷が高校になったら夜のパートをやめよう
と思ってます。
そしたらたくさん話そうね!


では笑荷ならできる。
頑張れ!―













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